ビタミンC(アスコルビン酸) Ⅱ.美白成分 

春先から、どんどん強くなる紫外線。

にごりのない肌をキープするには、美白ケアが欠かせません。

とはいえ、生まれ変わり周期が長くなっている大人の肌は、お手入れが必要です。

まずは洗顔で肌のくすみをオフし、日中は紫外線カットだけでなく、

肌の透明感を維持できる成分が配合された「美白」アイテムの使用が望ましいでしょう。

夜はシートマスクでスペシャルケアを行えば、ブライトニング効果がより高まります。

           紫外線はお肌に大敵

美肌にお勧めの「美白」化粧品成分をお伝えします。

まずは皆さんもご存じ、ビタミンC(アスコルビン酸) です。

1)ビタミンC (アスコルビン酸)とは

ビタミンCは水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、美容のためのビタミンとしておなじみです。

ビタミンCが、光老化からの保護作用、色素沈着やくすみの改善による美白作用

(メラニン生成阻害作用、メラニン色素還元作用)を持つことは良く知られており、

「美白」成分のまさに王道の訴求成分です。

ビタミンCを多く含む食材としてレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類があげられます。多くの柑橘類の中には「フロクマリン」という物質が含まれています。

「フロクマリン」には光毒性があるため、光に当たると肌の炎症やシミ、シワを促進させてしまいます。
紫外線に当たる前にそういった食材による美容パックなどはお勧めできません。

ですから、ビタミンC成分だけを抽出した美白成分が必要となるわけです

2)ビタミンCによるシミの原因である「メラニン」合成阻害のメカニズム

紫外線に当たると体内では活性酸素が発生し、その活性酸素の影響で皮膚中の色素細胞(メラノサイト)でメラニンが合成されます。


このメラニンは、シミやソバカスの主な原因物質です。
一般的に、メラニンは皮膚のターンオーバーによって次第に皮膚と一緒に剥がれ落ちるため長く残ることはありません。


しかし、過剰に紫外線を浴びたり、加齢、ストレス、ホルモンのアンバランスなどによってターンオーバーが乱れると

メラニンが皮膚中に残ってしまうことがあります。

チロシン →→→→→→→ ドーパキノン →→→ メラニン生成 (しみの原因)

         ↑

       (チロシナーゼ酵素)


ビタミンCは、メラニンが作られる際に働く酵素(チロシナーゼ)の活性を阻害して、しみなどを薄くする効果が期待できます。

3) ビタミンCの効果

ビタミンC(肌への塗布)は、抗酸化作用、光老化からの保護や紫外線ダメージの抑制、

コラーゲンの産生促進、肌の炎症や色素沈着を防ぐ作用、しみやシワの改善作用があります。

4)ビタミンC誘導体 (アスコルビン酸誘導体)とは

ビタミンCは非常に不安定な成分で、光や熱だけでなく、空気に触れるだけで簡単に酸化して効力がなくなってしまいます。

そこで「ビタミンC誘導体」の登場です。特徴は、ビタミンCの欠点である酸化に対して強く、安定性が高いことです。

「ビタミンC誘導体」は、ビタミンCになる前の成分で、ビタミンCの安定性を高めるために、他の分子をくっつけたものです

プロビタミンCとも呼ばれ、化粧品中では安定して存在し、VC誘導体をお肌に塗ると、体内の酵素によってビタミンCへ変化し、

抗酸化作用や美白作用など、ビタミンC本来の作用を発揮します。

そのため化粧品美白成分配合の場合、安定した「ビタミンC誘導体」がおすすめです。

特に「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na 」は、通常のビタミンCの約100倍もの浸透力を持つ注目ビタミンC成分です!

美白エステ

【主なビタミンC誘導体】

水溶性) 

リン酸アスコルビルMg‥肌に浸透しやすい性質があります。

アスコルビルグルコシド‥酸化に強く、皮膚内で徐々に分解されるので、持続性が高い

油溶性)ステアリン酸アスコルビル‥抗酸化剤として食品にも配合

両親媒性)パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na ‥水にも油にもなじみやすく、

通常のビタミンCの約100倍もの浸透力を持つ注目VC成分

美白化粧品には、これらのビタミンC誘導体が配合されていることが必須です。

お使いの化粧品の成分を調べてみましょう!

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